2010年、ソーシャルネットワークサイトはヨーロッパ、北米、南米でのブームにより世界的に高い伸び率を示した。2010年末、ヨーロッパでの全インターネット利用者に対するソーシャルネットワーク月間普及率は84.4%に達し、前年度比では10.9%とどの地域よりも高い伸びとなっている。
2010年、ヨーロッパ全ページビューの22.8%がソーシャルネットワークが占めており、ほぼ10セッション数の4セッションはソーシャルネットワークサイト関連となっている。
ヨーロッパ各国のソーシャルネットワーク増加率
ヨーロッパでの総合的なソーシャルネットワークサイトの伸び率はヨーロッパ各国の伸び率に反映されている。ロシアが一番高い伸び率21.5%で、続いてドイツ16.6%となっている。
オーストリアのソーシャルネットワーク普及率が一番低いが16.3%と高い伸び率を示している。
ソーシャルネットワークユーザーの人口統計データ
ソーシャルネットワークユーザーの人口統計データによるとヨーロッパでは女性の利用が男性の利用を上回っている。
2010年12月は、ヨーロッパの女性がオンライン時にソーシャルネットワークにかける時間が24.3%で1年前に比べて5.6%の増加なっている。一方男性は16.8%でその1年前に比べ3.1%の伸び率となっている。これらの伸び率は世界の平均を上回っている。
ソーシャルネットワーク全体のデータを見ると年齢15-24歳層で一番利用率が高く25.3%を占める。続いて年齢25-34歳層で24.3%と非常に近い高い利用率となっている。
Facebook、Twitter、Linkedinの分析データを見ると、Linkedinでは実に年齢15-24歳層10.4%の利用率となっている。これはLinkedinの利用はビジネス用途を主としているためである。
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