2011年3月4日金曜日

ヨーロッパとUKの違い



よくマーケティング調査を行う上で”ヨーロッパ”と”UK”を分けて考えることがある。

今回この違いに関して考えてみた。

ヨーロッパは大陸として世界で2番目に小さいが 人口としては3番目に多い。

そして何と言っても多様化した文化と政治が存在する。

ヨーロッパはおよそ50カ国の国々で構成され、およそ230もの言語が使用されている。

各々の国は 各々の政治機構があるが、主なヨーロッパの国々はEuropean Union(EU)に属しており、その数は増加の一途である。

EUは監督をする管理機関であり、ヨーロッパ各国から選出された代表者グループによって運営されている。

EUに参加するにはEU条例に従うこと、そしてEUへ税金を払うことになる。

さて、UKはもちろんヨーロッパの一部だ。しかし他のヨーロッパの国々とは違いユニークだ。

政治、社会、経済的な 違いは、多くのEUポリシーと対立する。例えば、

UKでは権利や自由は 各々の市民へ生まれながらの権利として与えられていて、この権利は違法行為等の特別な事情下のみ剥奪されるものである。一方EUでは国家から与えられたもので、その国家により何時でも剥奪されることができる。

警察の役割も違う。UKでは警察は法律を維持する存在であり、常に公共の審理や批判にされされている。武器を持った警官は 軍の管轄となる。一方EUでは法の維持と軍の拡張の両方を兼ね備え、これが公共への理解を難しくしている。

UKではその市場経済は政府からの規制がほとんどない自由企業体制がもととなっており、市場動向が価格を決め、商品やリソースを割り当てる。一方EUでは市場は奇々怪々な多くの社会的要因により統制されている。

実はUK自体も複雑な歴史があり、4つの異なる政治や文化をもった国々で構成されている。

UKの正しい名前は”United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland”で”England””Wales””Scotland”そして”Northern Ireland”で構成されている。

これらの国々は”England”の首都ロンドンから中央政府により統制されている。このためUKは時々”England”として間違って認識されることがある。他の国々は面白くないでしょうね。

ちょっと話が反れましたが、この政治・社会・経済的な違いはヨーロッパとUKの間に、消費者行動やインターネットインフラに大きな違いを生み、ネットマーケティング世界でも別として捉えられていることは納得ができる。





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