Google Analyticsを導入したものの、まだ使い方が分からないという方々のために、まずは解析用語の基礎です。
Google Analyticsに限らず、どのウェブ解析ツールでも使用されている用語で”セッション””ユニークユーザー””ページビュー”という用語があります。まずはこれらの意味と関係を理解する必要があります。
”セッション”
セッションは、ユーザーの”訪問”を表します。サイトが何回訪問されたか、ということを意味します。
サイトに訪れたときに”セッション開始”となり、サイトを離れたときに（もしくはブラウザを閉じたとき）に”セッション終了”となります。
サイトを離れて、またサイトに戻ってくるケースも想定され、Google Analyticsでは一度サイトを離れてから30分以内であれば、同一のセッションとしてカウントされます。
”ユニークユーザー”
ユニークユーザーは、サイトに訪問したユーザーのウェブブラウザにセットされたCockieを識別して、ユーザーの固有数を表します。
前述のセッションは訪問回数を積み上げてその数を数えていきますが、ユニークユーザーは重複を除いたユーザー数を数えます。
”ページビュー”
ページビューは、ユーザーが閲覧した”ページ数”を意味します。
セッション、ユニークユーザー、ページビューの関係
例を使って”セッション””ユニークユーザ””ページビュー”の関係について説明します。
ある一人のユーザーが午前11時にあなたのサイトに訪問し、3ページ閲覧してサイトを離れました。
Aさんは午後4時に再度あなたのサイトに訪れ、2ページ閲覧してサイトを離れたとします。
この日のあなたのサイトの集計結果は”2セッション、5ページビュー、1ユニークユーザー”というように数え、”サイトへの訪問が2回あり、5ページ閲覧され、人数は1人だった”という意味になります。
いかがですか？
まずはそれぞれの語句を覚え、その意味を理解しましょう。
それでは次回はGoogle Analyticsのレポートに関してお話します。
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